一宮・地曳網漁 参加

広報MINORU

2010年08月31日 04:27

予てから店のお客さんD氏に誘われてたのだけど日程が中々合わなかった千葉県・一宮の地曳網漁に一昨日参加した。



お客さん・D氏の実兄は地曳網保存会の会員なので私たちは無料招待。
有料だと実際は一網=6万円ほど掛かるらしいから相当ラッキーな感じなのである。

私らの網は朝6:00から。
仕事を終えた3:00にはお客さんD氏が迎えにきてくれ一宮まで、まだ網が始まる1時間前には現地に到着した。 

保存会の方々が諸々の準備をしてくれ私らは仕掛けた網を掛け声の下、ゆっくり曳くだけ。
もっと力任せな漁だと思ったのに拍子抜けである。



この漁は腰に引っ掛けた紐をメインの縄に引っ掛け大勢で力を合わせて曳く漁である。

単純極まりないのだけど、これまた続けているとジワジワ腰に響くものである。



網が寄せられたのは1時間後。
(人数が少ないと2時間以上かかる時もあるらしい)

残念ながらアジは不漁だったらしいが背黒イワシは大漁に獲れた。



私の商魂が燃える!

これを料理に使えば仕入れ無料だ!

それをお客さん・D氏の実兄に伝えてもらうと「せめて内臓・頭は取って持って帰った方が良い」とおっしゃるのでそれから言われた通りに作業開始。

しかし、これが本日最大の難関だった。

暑い陽は避けてるものの大量のイワシ処理には時間が掛かった、1000匹以上あったろうか。
ようやく終わったのは更に1時間半後。

それを洗ってクーラーに入れるがもうクタクタである。

それからようやく店に戻ったのは12時頃。

とりあえず布団に潜り込み睡眠。

営業10分前に起きて開店準備である。

幸か不幸かその日はお客さんが少なくて背黒イワシの料理が作れた。

◎オイルサーディン

◎イワシの甘露煮

◎イワシのゴマ漬け
◎アンチョビー

である。

仕入れ無料の上記料理。
果たして注文が入るか・・・楽しみである。

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