K1ワールドGP2007in横浜アリーナ

広報MINORU

2007年03月05日 19:43

久し振りに面白い K1 だった。

特に素晴らしかったのはバダ・ハリ VS ルスラン・カラエフ戦
これは一瞬も目を離せ無いほど見てる私も熱くなった。
技術・パワー。この試合こそK1本来の姿と思ったね。

敗戦直後のカラエフのコメントは嘘か真か?
「インフルエンザになってしまったんです。昨日の時点で39度の熱がありました。」
それが本当ならば3度目もあるのか? 
あるなら見たい、是非見たい。

それ以外の外人同士の試合も面白かった。


それに引き換え日本人の試合はやっぱり「つまらない」が実感。

ジェロム・レ・バンナvs澤屋敷純一。
左にグルグル逃げ回る澤屋敷の狙いはカウンターのみ。
イライラが募って強引に出てカウンター取られてのバンナのダウンは仕方ない。
更に3Rもバンナのダウンは再現される。そして番狂わせの澤屋敷純一の勝利となった。

けれど大半のK1ファンが納得しない勝ち方であろう。
試合中、谷川さんは「勝つことが第一」みたいにあの戦い方を肯定していたが、それじゃあプロ野球の終盤のタイトル争いと同じじゃない。

競馬ではレースを作れない馬はスポットライトに当たる事は出来ない。
たかが一勝、されど一勝が人を強くするのは重々承知も・・・試合を作れない人は「まぐれ」はあっても「絶対的な存在」にはなれない気がする。

これからK1の度毎「澤屋敷純一=バンナを破った唯一の日本人」のテロップが踊るのは想像が付く。ただ、22歳の伸びシロが期待できる男である。専守のツマラないスケールに嵌らない事を祈る。

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