昨日の朝、白馬の道々に生えてるツクシを採取して「大豊作」と喜んでる私に、東京育ちの白馬在住の友人は
「こんなもの食べたくないよ。白馬はこれよりう~んと美味しい野草が沢山あるし、地元の人だってツクシなんて、そうそう食いはしない。大体、俺は東京に住んでる時も食べなかった。」と酷い言い様である。それでもツクシはハカマを取ってアクヌキの為に水に晒した。
そして日中は白馬村~小谷をグルリと。
さして目標も無くぶらりと回ったのだが右画像の杉には驚いた。なんと木の中が火災にあったにも関わらず、しっかりと葉が茂っているのである。
その生命力に驚きつつも、花粉症の私。この大樹から花粉はどれ位発生するのだろう?と忌々しく思ったりして・・・。
しかし、これ程の大樹も集客能力が無いのか↑の看板が立って居るにも関わらず観光客は皆無であった。
どこぞも暇そうな中、集客能力の高さを見せてたのはやはり「道の駅」。
「白馬村」「小谷村」「美麻村(現大町市)」のどこもほどほどの賑わいを見せていた。
一応3軒とも覗いて見たのだが、並んでる農産物はそれ程変わらない。
菜の花・クレソン・大和芋・ワサビの花などなど。
友人は中でもコゴミを見つけて
「今はツクシなんかよりコゴミだよコゴミ!」などと言う。
コゴミは私にとっては見たことはあるけれど、食べた事の無い食材。
しかし見た目がゼンマイと似てるのでイマイチ気が乗らないので見送った。
8時間ほどグルリと回って彼の家に戻ると、九州育ちの彼の嫁さんは「ツクシの卵とじ」を作ってくれた。
私は素直に美味しいなぁと思ったし、彼女も懐かしさで喜んで食べてくれたと思うのだが、結局、彼は一口だけ食べて箸を置いた(泣)
そして今日は一人。
白馬村の彼方此方を徒歩で回ったのだが、その最中に時間が空いたので農協に寄ると地場農産物が並ぶ。そこには当然コゴミも並べられていたのだが良く見ると昨日の道の駅より量は同じ位も、ちょいと値段が高い。損した気分が心を迷わすも、彼の
「コゴミだよコゴミ!」の言葉が頭から離れなくて結局、手が・・・。
で、もろもろも便乗購入、独り身に無謀な買い物をまたやってしまう。
(それでもツクシはタダだし、他を足しても550円は安い!)
買ったら買ったで帰京の高速バスの中では調理法を思い巡らせ・・・結構楽しんでる訳ね。
そして高速バスの休憩場所の双葉パーキングエリアの地場野菜即売所で再びコゴミを見つける。
白馬で買った3分の1位の量で私が買った価格と同じ。それを見たら尚、勝ち気分で満足。
しかし帰宅後、広げて見れば「いくらなんでもこの量は、どうしよう・・・。」