夏休み終了
現在はバスの車中。
残念ながら夏休みはもう終了。
この旅の間、友人夫婦にはずいぶん迷惑を掛けた。
だから今朝は『田舎へ泊まろう』そのままにハウス野菜の収穫と袋詰めをちょいと手伝って、農協の地場野菜販売コーナーへの陳列を見せてもらった。子供の手よりマシだったろうけど手土産にとずいぶん野菜をもらっちゃったから逆に何だか申し訳なかった。
農協からの帰り道、早朝には雲が掛かっていた北アルプスの雲は割れ始めこの滞在中でも最も険しい顔をまともに見せてくれ嬉しくって携帯画像で抑えた。これほど美しい景色なのに夕方、友人が私をバス停に送ってくれるため早く帰って来てくれた際に「今日、北アルプスで遭難者が出て同僚が捜索に向かったんだよ」と教えてくれた。何だか複雑な心境になった。北アルプスでこの手の話はさほど驚かないのだけど、不思議なのはそれほど危険の多い場所なのに岳人たちは頂きを目指し続ける事である。険しくともそれでも克服して得る充実感いかほどなんだろうか。
今、満員のバスの車内は半分位が岳人たちである。
満足そうな顔、疲労の濃い顔、それぞれである。
私は岳人たちのように命を掛けてる訳では無いが現在、人生で一番険しい頂きを目指してるような気がしてる。
果たして来夏はその頂きを越えて白馬に居るのか、それとも越えられずに白馬に居るのだろうか?
残り8ヵ月程度か…。
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