ALWAYS-3丁目の夕日- 良いねぇ

広報MINORU

2007年10月10日 19:48

いやいや良かったなぁ。
ここまでコテコテの人情モノは久し振りに見たなぁ。
映画館で見なくて本当に良かった。
情けない位に泣けちゃったし、心から大笑いしたからなぁ。


そう言えば何年か前に「ラーメン博物館」にハマってずいぶん通った。
あそこも昭和30年代位をイメージしたテーマパーク。
あの頃のあの雰囲気が好きなんだよなぁ。



私の子供の頃も決して暮らしは楽では無かった。

親が足りないものを隣近所に借りに行くのも日常茶飯事だったし。
そう言えば隣接する畑には「肥溜め」もまだあって友人も落ちたっけ。
無邪気に線路の真ん中で手を広げて各駅停車を止めちゃった事もあったよなぁ。
カラーテレビが家に来たのは小学生低学年だったかな?
オヤジの酒が足りなければ近所の飲み屋さんに酒を売ってもらった事もあったっけ。


そう言えば。
子供の頃、行きつけのお店は「かどや」。
お婆ちゃんがやっていた。
私のお気に入りはカレースナック。
くじで当たれば大カップ、ハズレなら小カップだった。
買い物の基本?はここで覚えた。

いつか高学年になるとその50m位先に「あいお」って言ったかな?
新しい駄菓子屋が出来た。
ここは子供達に「誰が一番金を遣ったか」とか「誰が一番アタリを出した」とかを表に張り出し競わすような店だった。
妙な煽られ方に子供達は興奮し、ずいぶん「かどや」から「あいお」へ客は移っていった。
「かどや」はしばらく頑張ったがやがて看板を下ろした。
「あいお」はその後も子供達を集め続けたが、やがて「金持ちのバカ息子」と「ギャンブル好きな子供」しか集まらなくなり傾いた。
やがて「あいお」も看板を下ろし、わが町の駄菓子屋は消えた。


数え上げればキリが無いか・・・。

まぁ、そんな事をシミジミ思い出させるほどに何だか良い映画だった。

続編、見たいけどまた泣かされそうで映画館じゃ見れないか(苦笑)

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