トイレはやっぱり綺麗な方が良い。
私にとっては「大便・小便を処理するだけの場」では無い。
トイレとは絶対に誰にも邪魔されず、人に滅多に見せない秘部を解放しながら
勉強をする神聖な個室だと思っている(あ、変な勉強では無いので)。
休日の朝はトイレでゆっくり新聞を読む。
これも勉強。
別に1人なんだし他の部屋でも・・・と思うかも知れぬがやはりそうではない。
何だか他の部屋だと散漫になる。
更にトイレは「釣り」の作戦会議の中心的役割も担っている。
目の前に飾られたカレンダーは潮見表。
小潮~中潮~大潮と書き込まれた潮況を読みつつ自身の日程表を重ね、栄光の魚拓を眺め、精神を引締め、そして釣行日程を決めるのである。
元嫁は最初「トイレに物を持ち込むのはどうか止めてくれ!」と懇願した。
しかし私は「そんなの関係ねぇ」とばかりに何か物を持ち込めば長い間出てこなかった。
元嫁は次第に諦めた。
ただ「長いトイレ?短いトイレ?」とだけ聞くようになった。
幸か不幸か今は本当に誰にも気兼ねせず入れるようになっちゃった
外出先でも出来る限り綺麗なトイレを目指す。
ホテルとコンビニが目に入れば迷わずホテルのトイレを目指す。
百貨店とコンビニが目に入れば迷わず百貨店のトイレを目指す。
コンビニと公衆トイレならコンビニのトイレを目指す。
公衆トイレと仮設トイレなら公衆トイレを目指す。
ただし有料トイレを使うほど贅沢者でもない。
この頃、外出先のグレードが高い所はウォシュレットが設置されている。
新宿の高島屋タイムズスクエアは笑った。
高島屋側にはウォシュレット設置も東急ハンズ側は非設置。
これは何を意味するんだろう
そういえば入院した日赤病院でも新館は設置も旧館は非設置だったなぁ。
最近のウォシュレットは使い勝手が非常に良い。
しかし手の温風乾燥機は相変わらず性能が悪い。中々、進歩しないなぁ。
それでもロールタオルよりは良くなった。
でも未だ手拭紙の方が早くて簡単な気がするなぁ。
技術革新が待たれる。
ところでここまでグダグダ言ってる私のトイレ、ウォシュレット非設置である。
本音、ウォシュレットはすごく欲しいが更にトイレが好きになりそうな予感がする。
来年、夢破れたらこっそり買いますわ。
◆
実家は東京なのに20年位前までドッポンだった。
ず~っと綺麗なトイレに憧れていた。
その反動が今の私にはあるのであろう。
おっ、すっかり夕食時だ!
トイレの話はここまでで。