突然の訃報

広報MINORU

2008年05月30日 19:13

土曜に飲み疲れて。
日曜に走り疲れて。
月曜に釣り疲れた。


グッタリしていた火曜の午前中、同級生の奴の訃報は届いた。
先日も奴の店に顔を出して軽く挨拶を交わしたのに。
ただただ信じられなかった。

頭は混乱した、仕事が手に付かない。

諦めてタイムカードを押し、生前、奴や奴の従業員君もよく遊びに来ていたいつもの店に急いだ。
到着してマスターに事情を聞くも情報は乏しいようだった。
未だ病院に居る奴の店の従業員君の連絡を待つ状況が続いた。

訃報を聞いて友人達が3人・4人と集まり始めた。
何人集まっても悲劇が変わる訳でもなかった。



奴は3年ほど前に先代の冴えないこの飲食店を引継ぎ、この従業員君と共にアイディアで地元の人気店に変貌させた。
最近の盛況振りは凄まじく、先述の通り私が行っても馬鹿っ話をする余裕は当然無く、食事したら早く後の人の為に席を空けなければ・・・と思わせるほどの店になっていた。

そんなに頑張った奴なのに余りに酷い結果が待っていた。



店を後にし、打ちのめされた心は道々の暖簾をくぐり酒に依った。


杯を重ねながら思う。


分かっている・・・。
この歳だよ、過労で倒れる事も。
けれども、ようやく自分の店が急上昇してる時の経営者を誰が止められようか。




ヨロズの神よ仏よ!
最近、私は自分の都合であなた方を呼んだけど、幾らなんでもあれ程、仕事に励んだ彼にその仕打ちは無いでしょう?。

そりゃあ「働き過ぎだ!」って皆の忠告を聞かなかった奴だもん。
少し位は良いよ・・・バチを当てても。
でも幾らなんでも命奪う事は無いじゃん。

せめて、入院3ヶ月で許せなかったの?
せめて、入院6ヶ月でも良かったのに・・・。

命まで奪う必要があったの?

奴には小学生の子供が・・・すごいパパっ子の兄妹が居たんだぜ!

駄目だ。

もう神も仏も信じられない。

関連記事