夢破れても白馬

広報MINORU

2008年09月07日 23:00

白馬村在住の友人が店舗の暖簾をプレゼントしてくれるそうで、今日はデザイン決定の為に白馬村で打ち合わせと言う事になった。

ただランナーでもある友人は昼間「信州松本空港」で練習するとの事でその周辺駐車場に10時頃集合に。

店舗オープンまで支出を抑えたい私だから、その時間に合わせて朝4時出発一般道を北上する事にした。
まぁ夏休みも過ぎた松本まで200キロは近いもの。予想通り8時過ぎには松本到着。

予定より少し早すぎた到着だから松本城へ寄ってみた。
松本城は白馬のペンション経営の希望が微かに見えた2007年10月下旬以来。
何てったって巳年のさそり座な私、破れた夢を忘れる訳はない。
「松本城」と聞くだけで何だか胸は締め付けられる。

けれども状況もカメラも変わった。
気分一新、新たな画像が得られれば・・・と思って寄ったものの期待は見事に裏切られた。




この所の荒天か、実際の理由は知らないけれど城の一部や石垣の一部にビニールテントが張ってあって被写体としてはどうにも映えない。
早々に見切りを付け、本来の目的地「信州松本空港」へ向かった。

「信州松本空港」周辺・駐車場に着いたのは10時ちょい過ぎ。
友人の車を見つけその側に車を止めた。
友人はそこに居なかった。
既にトレーニングを開始しているのだろう。

彼とは狙ってるレースのレベルが違いすぎるが、それでも私も10月末の「諏訪湖ハーフマラソン」を控える身だからボ~っと待ってる訳じゃ無し、ランニングの準備を始めた頃に彼が空港1周終えた汗だくな姿で登場した。

練習中でもある訳だから長話は野暮。
コースの様子など軽い会話だけ交わし彼はコースに戻った。

私もストレッチを済ませ「信州松本空港」1周9キロジョグにでた。


「信州」なら涼しいだろうと思ってだのだけど、この日のこの時間は天気予報をも大きく覆す快晴。
予想以上の高温に頭はグラグラ、体はダラダラ。
ようやく一周を走り終えると、急いで水飲み場の蛇口を頭から上半身に当てて冷却。

それでもフラフラで車の中のディレクターズ・チェアーを引っ張り出しグッタリしてると、空港3周を終えた友人が汗だくで帰ってきて笑顔で「今日は気持ち良かったぁ」だと・・・。

この彼我の差に疲れも倍加。


その後、近所のスパで体を休める。
外湯に浸かっている頃、ようやく雨は降り出した。
1時間前に降っていれば・・・と思う。

昼飯はそこでソバにした。
今後はそうそう信州に来れない自分も想像してるからこそ「あと少し時期をずらせば新ソバにあり付けたものを」と思った。



その後、豊科の「蔵久」へ。
ここは友人の特Aのお奨め場所で寄って見れば本当に素晴らしい。




「蔵久」は古くからの松本のかりんとう屋さん、そこが豊科の古い酒蔵跡を買い取って段階的にリフォームを続けてるらしいのだけどリフォーム済みの箇所に関してはもうグ~~~である。

その空間たるや、もう、ゆったり&まったり。



「抹茶&かりんとうSET」を頂きながら胡弓の音に酔いしれ、風情のある庭をボ~と眺めつつ、友人と何だか懐かしき修学旅行の京都を思い出し語らってしまった。



それから1時間ほど北上して白馬へ。
友人宅で友人の嫁さんと合流。

そして3人で昔からチョコチョコお世話になってる居酒屋「喜八」へ向かう。
ココの嫁さんが暖簾の仲介をしてくれた。




感謝・感激なのだけど・・・この時間になると疲れもハッキリ出るお年頃

久し振りの日本酒も酒量でグダグダ、脳の回転もいつもに増して鈍い。

その分、雑念無く「暖簾の色はオレンジ・文字は隷書(白抜き)・ロゴはお任せも枡と白馬三山をイメージした感じで・・・」と無茶な注文となってしまった。

余計なロゴが見積もりを上げたとしたら本当に申し訳無い・・・と今に思う・・・


友人宅へ再び着いた頃は強い睡魔が襲って即爆睡。

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