さて昨日、UAZが整備点検されている東大和の整備工場へ行って来ました。あいにくその時、UAZ正規総代理店の岩本モータースの社長さんは不在でしたが作業途中の整備士さんが快く迎えてくれました。(名前を伺いませんでしたが良い人だった)その方から非常に丁寧な説明を頂きトラックを含む計5台を見せてもらいました。
5台あった中で、何より目を惹いたのが何とオレンジのUAZ!
UAZジャパンのHPでもその存在は知ってましたが、
カラーチャートで紹介されてなかったので手に入らないと思ってましたんですね。だから実際に見ると超興奮です。(しかし、ライトニングには既に紹介されてました)↓
日頃からオレンジを多用している私、購入するとするならこの色を選んじゃいそうな予感・・・。
でトラックはさておき、Navy BlueとWhite Nightはデモとして車内内装が完了してますが水色?とオレンジ車両の2台はまだまだ整備中車両でした。どれもサイズは同じですが、とにかく印象は「作りが適当」の一言。何しろドアは閉まる音が隣近所に聞こえるくらい勢いつけて思いっきり閉めなきゃ閉まらないし、ボディのそこここに歪みが見える。新車のはずなのにどこかしら錆びているし。日本車ではありえない大雑把な塗装。
現在の日本ルールに適合する車としてリリースする為に整備士さんの苦労は痛々しい限り。
「ロシア人は・・・」と繰り返される枕詞に切実さも伝わります。
しかし、そんなレトロな新車には目を瞑って補うだけの存在感が確かにあるんです。
まず正面フェイスのやんわり感。
癒し系でしょ!
←こんな顔に嘘つきは居ないでしょう?
岩本社長曰く「ガチャピン」を思わせる顔立ち。
でインパクトは強烈。
←の窓なんて遥か子供の頃の記憶でしょう!昭和40年後期位までか・・・。これも良いでしょう?
(但しこの三角窓っぽい四角窓も前回の納車された車には二つしか無かったが今回は三つあり)
なにより、ゆっくり育てれば長寿である性質。
そして希少価値ゆえの優越感等等。
私みたいな貧乏人が宿泊を考えずあちらこちら気軽に行って直ぐに横に寝れるサイズも魅力。
殆どの日本人が横で寝れるのは大きなメリットなんですよね。
モンゴルなどではバス等にも利用されてる理由が良く分る広さなのです。
内装はシンプルって云うか、電装も殆ど無し。現在のキャラバンは超ハイテク車?と思えてもきます。
でもその辺も私の心には「やっぱりそれでも許せちゃう!」範囲みたいなのです。
そのうち岩本社長が名古屋からはるばる見に来たと言うお客さんを連れてやってきました。
初対面ではあるけれど社長と私、昨日、色々電話で話しているうちに妙な縁がありまして。
いやいや出来過ぎなんですが、社長は私と同じ地元の人で私の育った家と1キロ位しか離れていない所に住んでたらしく(現在は新宿区)しかも、我が弟の出身中学校のPTA会長もちょいと前にやってたらしいんです。年齢も私より2つ上で妙に話し易い。
これは「UAZが引き寄せた何かの縁」と思うのが至極当然!
(購入の前の言い訳を重ねてるだけかも・・・)
で話を詳しく伺うと約300万はやはり込込で掛かりそう。
とりあえず買うにしても納車まで現在、半年待ち。
受注生産で注文と同時に半額前納で生産開始。
現在13台輸入中 5台が勇気あるオーナーの手中に。
雑誌等で伝わらない素人の視点画像を下に載せときます!