5・6キロの鯛の行方

広報MINORU

2006年07月22日 22:50

昨日は5・68キロ真鯛GETの祝杯の連続で魚が入る胃も残っておらず、疲れも相まってブログのみを更新して床に就く。

そして、本日はこの鯛に相応しい末路を思案に思案を重ねて夜を迎える。
そして出た結論は自己新記録を祝して魚拓を取る
で魚拓で洗い落とすとは言え墨を塗りたくった鯛を余所様にお分けするのも忍びないので、夫婦二人の胃の中に全てを納めると云う事である。

しかし何しろ5・6キロ。廃棄率は5%にしても夫婦二人で5キロ強。
レストランで出る平均的ハンバーグが200グラムとしても25人前強。
全ての鮮度は当然諦めて墨を塗った半身は皮を取って冷凍でフライやソテーに。
で半身は刺身やさつま揚げなどの練り物で、頭と内臓は炊くと決めた。

さて、魚拓。
魚拓暦3度目の今回は専門書も買い込み、段取りもイメージ済み。
既に先日の釣行帰りに府中の和紙専門店「紙よし村」で魚拓に相応しい和紙は購入済み。布を丸めて輪ゴムで縛ったタンポ(テルテル坊主のような物)を準備。で、魚をクーラーから取り出しヌメリを水で洗い流しその後、出来る限り水分を拭き取る。さらに背びれ・腹ヒレを楊枝で裏打ちし起こして肛門にガーゼを詰め込み準備完了。墨は濃淡を意識しながら塗りその上に和紙を被せる。それからタンポで軽く和紙を叩き全形を叩いたところでゆっくり和紙を剥がす。案外手際よく取った魚拓の制作時間はクーラーから出して10分程度でしょうか。
この出来はどうでしょう?前回の鯛の失敗も踏まえて今回はかなり大事にいったつもりです。
ちょいと顔を下に向けて見たのは前回よりもアートしてるのでは?な~んて一人思うわけです。

そして然程、陶酔してる間も無く墨を洗い落とし3枚おろし。余りに大きすぎて中々、捗らずも20分ほどで解体完了。おろして改めて見ると頭が異様にでかい。これを煮つけにするには頭半分ずつやらないと鍋に入らない!しかも他にアラは沢山ある。で頭はカブト焼きに方向転換。
アラはすぐ炊き、その間「中華風刺身サラダ」を作り晩飯の完成。本日はアラの煮付けと刺身サラダのみも超満腹。到底、白いご飯が入る胃も無いのである。

余談だけど、昨日のブログに載せた残りの2枚の真鯛。
一枚は友人にあげたのだがもう一枚はいつもの引き取り先の数人と連絡がつかず行く先を失った。
ならばとコチラも常識外の1.5キロの真鯛の一夜干しである。
これも合わせれば真鯛残5キロはまだ冷蔵庫にある。
完食は何時の日か・・・。

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