さつま揚げ 万感
もう18年位前にもらった、玄海島の従兄弟の結婚式の引出物は魚を象ったカマボコだった。
その頃の私のカマボコの常識と言えば「紀文の半月型で板に上に乗る」と言うものだったので、その引き出物の姿形には随分と抵抗を覚えたし、見た目優先だったので、嫌々ほんの少しだけ口に運び、慣れた味との違いに完全に受け入れなかった事を今に覚えている。
果たして今は?
それは、わからないけれども
昨日の釣行で狙って釣れなかったアマダイの価格に遠く及ばない雑魚どもを「さつま揚げ」にすべく下処理してフードプロッセサーにかけ、それでも身が少ないから嵩増しにと、玉葱と人参を混ぜ込むも総量は悲しい量。で、油で揚げるには油が余りに勿体無いと≪蒸し~焼き≫の行程で「何となく揚げ」は完成させる。
ツナギは無し。塩のみ・・・。
しかし完成して口に含めば、驚くほどイケル!
味は濃厚。玉葱も人参も不要だったと後から反省。
仕上げにうどんに乗っけてサラリと。
う~ん、合ってない(泣)
そのまま全部、食べちゃえば良かった・・・と、これまた反省。
しかし雑魚、侮りがたし。
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