静岡県 富八丸 真鯛狙い 惨敗2

広報MINORU

2007年04月29日 22:15

本日は、宇佐美港・富八丸が利島中止となったため急遽、さとクンと真鯛狙いでエントリー。

一昨日4キロ、昨日は5キロが上がってるだけに、期待でワクワクも港に着くとベタ凪・無風・快晴がちょっと気になる。
釣り座は右舷2人で右ミヨシにさとクン、右トモに私。
左舷に他のグループ3名の計6名での出船。

ポイントに着いて6:00スタートの合図。一斉に仕掛けが投入される。
一投目から早くも左トモの客が2キロ程度の本命をGETした。
それを横目に私達も気合を込めて手返しを繰り返すが追釣は無し。
その一瞬の時合いだけで海は動かなくなる。そのまま時は無情に過ぎていって終了。
合間に色々と色気を出して試したものの、2人とも最終的には釣果は無し。
ともに2連敗を喫したのである。


私の満たされなかった欲求は食べ物へと向いた。
さとクンを誘って宇佐美より、更に足を延ばしてもらって久し振りに中伊豆を訪れる。
その中伊豆・冷川に私が25年来通っている手延ばしうどん屋「いかばた」がある。


この「いかばた」には、どうにもモヤモヤな釣行を「無」に帰す風情がある。商売っ気の過ぎる親父を除けば、和風家屋に空調を使わない店内・音楽の無い空間のそれは随分と平静をもたらす。そして疲れた体に優しいうどんを流し込めばかなりの精神安定剤となる。

そんなでお腹も満たされた帰りは中伊豆に寄った事もあり、伊豆スカイライン~箱根ターンパイクを帰りルートに。この道中、時折、富士山がその雄大な姿を見せ付けた。釣りの悔しさはそうそう失せるものでは無いが、この景色を見れば、これもまた格別でパーキングの度に撮影(携帯だけど)を繰り返した。
随分と日本の象徴も清涼剤となり、世ごとを忘れさせてくれた。

そして帰宅。
現在、私の頭の中では「釣り以外は上々な1日だった。」と整理されつつある。
しかしやはり私は釣り人、心の中のグダグダの整理にはまだ時間が掛かるようである。

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