2005年11月13日
長野県 白馬~小布施2
長野市を通過するとの事でついでに善光寺に寄ってもらうことにした。
今までは近くに来ても決して寄ることの無い善光寺だったのですが、昨年暮れに兄を亡くし、今年春に祖母を亡くした私、こういう自分も大切に思うようになってきた訳です。簡単にですがお線香をあげてきました。
さて、そこから30分走って「小布施」です。
友人曰く「平日はガラガラ」のこの地も本日は日曜日、さすがに車も人も多い。駐車場もほんの少し空車待ち後、入場。
ここから車を降りての街並み見学。
綺麗に整備された小径が続きます。路面は一風変わった十cmの黒塗りの角材が埋め込まれ良い味出してます。ちょいと歩くとメインストリートですかね?観光客がウジャウジャいます。
ここには北斎館・高井鴻山記念館など「小布施観光の目玉」が並びます。

私、子供の頃から北斎の作品は好きでしたが、この頃、新聞連載中の北斎ネタを読んでたもんでそれも手伝って、更に興味深く見る事が出来ました。
特に映像展示──「画狂-北斎と肉筆画」(上映18分)と「小布施の北斎」(同14分)の2本は良かったですね。その後の展示作品を見るのに非常に参考になりました、特に「富士越龍」に関しては。この繊細な作品には興奮しました、本当に館内では時間を忘れて楽しんじゃいました。
そして高井鴻山記念館に入場。
恥ずかしながら私、北斎館に行くまでこの方知りませんでした。
豪商であり北斎のパトロンであり維新の要人であった事はこの記念館に入れば納得します。
「ゆうぜんろう」には上がる事が出来ます。ここは2階に上がることも出来ます。物思いに耽るには最高の雰囲気です。
しかし寒い上に高井鴻山が得意とした妖怪画も寒い。あまり長く居られないですなぁ。

何故、松本まで?って県内のガイド本に昭和横丁が今イケてるって書いてあったから。で、行ってみると日曜日だからかな?横丁内の営業してるお店はたった2軒しかなく(ラーメン博物館のイメージで行ったんだけど)気分は下がり、この後、寒い松本市内をウロウロする事に。で、結局。何と松本駅に入ってる「松本食堂」で軽く一杯(って、ここも20:30で閉店とかで)呑んで白馬へ戻る。
友人宅へ戻り更に呑み続けるも、友人の明日の起床は4時、私もそれに合わせて帰ることにしたんで0:00就寝
小布施は好印象だったけれど、あのメイン通りに連なる駐車場待ちの観光バス達は頂けなかった。このご時勢であのアイドリングし放題。大概の人が不愉快に思ってるはずだよね、誰かが止めさせないとねぇ。
Posted by 広報MINORU at 23:50│Comments(0)
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