2007年12月11日
ざっけんな!
本日の昼、三鷹のカフェで。
私の目の前の小さな初老の男は情けない位に頭を低く下げ、私にこう言った。
「申し訳無い・・・無かった事にしてくれ」と。
「どうしてですか?」「理由はなんですか?」と私が問い詰めても理由は答えなかった。
その度毎に繰り返された言葉。
「申し訳無い・・・無かった事にしてくれ」
同じ答えしか繰り返さない男。
私だって男の腹の内なんざぁお見通しだから攻めあぐねる。
男も私が怒りに任せてやりそうな事も想定してこの店を選んでる。
この場さえ凌げば、全て幕が下ろせると思っている。
私は動揺から眼は宙へ床へと泳いじゃうし、落胆と怒りも錯綜。
最後は驚くぐらい静かに「もう良い」と言って踵を返し店を出た。
こんなショボイ結末。
この日、私の長年の夢は潰えた。
来春、彼の白馬のペンションを譲ってもらう予定だった。
紆余曲折あったけれど目標にあと少しで手が届きそうな気がしていた。
だのに・・・。
オーストラリアのバブルが男を変えたんだろう。
高く物件を買い取るオーストラリア人が現れたようだ。
私との差額に20年来の付き合いも、あの熱い約束も全て反故。
まぁ、彼の最後の仕事は商売人としてはある意味正しい選択なんだろう。
でもね色んな思いが去来するんだょ。
この馬ぁ鹿!
あの日々を返せ!
さ~て、叫んだ叫んだ。
街へ出よう。
気が狂いそうだ。
私の目の前の小さな初老の男は情けない位に頭を低く下げ、私にこう言った。
「申し訳無い・・・無かった事にしてくれ」と。
「どうしてですか?」「理由はなんですか?」と私が問い詰めても理由は答えなかった。
その度毎に繰り返された言葉。
「申し訳無い・・・無かった事にしてくれ」
同じ答えしか繰り返さない男。
私だって男の腹の内なんざぁお見通しだから攻めあぐねる。
男も私が怒りに任せてやりそうな事も想定してこの店を選んでる。
この場さえ凌げば、全て幕が下ろせると思っている。
私は動揺から眼は宙へ床へと泳いじゃうし、落胆と怒りも錯綜。
最後は驚くぐらい静かに「もう良い」と言って踵を返し店を出た。
こんなショボイ結末。
この日、私の長年の夢は潰えた。
来春、彼の白馬のペンションを譲ってもらう予定だった。
紆余曲折あったけれど目標にあと少しで手が届きそうな気がしていた。
だのに・・・。
オーストラリアのバブルが男を変えたんだろう。
高く物件を買い取るオーストラリア人が現れたようだ。
私との差額に20年来の付き合いも、あの熱い約束も全て反故。
まぁ、彼の最後の仕事は商売人としてはある意味正しい選択なんだろう。
でもね色んな思いが去来するんだょ。
この馬ぁ鹿!
あの日々を返せ!
さ~て、叫んだ叫んだ。
街へ出よう。
気が狂いそうだ。
Posted by 広報MINORU at 18:13│Comments(0)
│日々徒然
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