2006年03月05日
長野県白馬村スキー旅行2日目


その後、悲しくなるような朝食を済ませチェックアウト。
平田氏に「後から追うから、ゲレンデで再会しよう」と告げて別れた私はスキー一式をレンタル後ゲレンデへ。頭痛は残るが余りに天気が良いのでケルンまでゆったりリフトを乗り継ぎ向う。そしてもう20年も前に外国と呼んでいたケルンに到着。

←画像=天気が良いとかなり絶景でしょ、日本の屋根ですから。
コースを少し離れしばし景色に見惚れながら「あの頃は今日は天気が良いから外国行こう!なんて云ってビール&チーズなんぞを持ってココに来たなぁ・・・」なんて懐かしみつつ携帯に景色を残す。

昨年は7~8年ぶりかのスキーでかなり緊張し、過呼吸気味になり1本滑っただけでグラグラ眩暈がして止めてしまったが、今年は心拍数も安定、結構スムーズに滑れ周りも見回せる。かなり楽しい気分である。
ウサギ~パノラマを1本滑ればもう汗だくでサンテラス パノラマ(旧チャン食)で水分補給。って懲りない私です。
さて、先ほど書いた「後から追うから、ゲレンデで再会しよう」と告げた平田氏への言葉は全くの社交辞令。彼のようなスキー馬鹿とは余りゲレンデで会わない方が良いと思ってるのが本音である。何故?って、ただ疲れるだけだからである。
普通の人はリフト一本で何本滑ったかを表現するが、スキー馬鹿は山上から山下まで滑って一本と数える。解釈&基礎体力・技術の差が歴然としてる場合は独りで滑ったほうが良い。案の定、スキー馬鹿から携帯が鳴ったのはもうお昼。
チャン食1Fでマッタリして彼が来るのを待ち、一緒に2Fに上がり食事を終えると私は既に4本目のビールを空けていた。ここで私、止せば良いのに酔った勢いで平田氏にリーゼンを降りようかと誘ってしまった、彼はニンマリ「行きましょう!」と。
そしてリーゼン、彼がリフト1本を降りる速度の倍掛けてコチラが追いつくとすぐ先へ彼は下りて行く。それを繰り返すもやたら重くなる雪に足はバラバラ、午前中のルンルンスキー気分もどこかへ飛んでしまい、飲み過ぎたか?お腹までゴロゴロと鳴り出す。心技体は完全にバラバラ。
ここで再び「後から追うから、パノラマで再会しよう」と彼を先に行かせ眼下のカフェで用を足す。
クワッドで再び109に上がり3本ほどパノラマを滑る、やはりスキーは「独り」が良い。

とっとと着替えて倉下の湯へ向う。
徒歩20分、温かい湯に浸かりながら久し振りにスポーツした体を癒す。
18:00 宿に戻ると食事の時間だというのにスキー馬鹿は未だ宿の風呂に入ってた。聞くとリフト最終まで滑っていたと・・・。よく見ると彼の右頬上に傷があった、聞くと「暗くなってコブに顔から突っ込んだ」と。ハハハ本当の「スキー馬鹿」です。久し振りに見ました、もう尊敬です。
食後、WBCを見終え軽く一杯やって就寝。

この板の置き方、これは今風なんですかね?
スキー板って雪にぶっ差すものと思ってた私。
ちょっと戸惑っちゃって。
ぶっ差すのは古いんですかね?