2006年07月04日
中田 引退に思う
彼らしい幕引きだったと思う。
29歳が早いか遅いか本人しか分からぬ事。
中田のメッセージの一部
「メンバーには最後まで上手に伝えることは出来なかった。」
ドルトムントでブラジルに敗れ横たわる中田に集う仲間は居なかった。
このメッセージと、そのシーンが日本国民が託した「中田ジャパン」のドイツW杯の総括であろう。
国民からすればWBCに見たイチローの浮き方も、W杯に見た中田の浮き方もたいした変わりは無かった。「孤高」とはそんなもんであろう。差があると言えば結果として勝ったか負けたかの差か。
どんな社会であれ「和を優先したチーム作り」にするか「個を重視したチーム作り」をするか指導者は悩む。今回ジーコは完全に中田を中心に据えた。そして1次リーグ敗退。それが全てであろう。
中田としては「融合」に努力をしたかも知れぬけど結果は惨憺たるもの。
「結果」が求められる指導者になった時、中田は、また別のものを理解出来るようになるのかも・・・。
それにしても「マスコミ嫌いの中田の引退」にはスポーツ新聞各紙は辛辣で気の毒な位。
現役続行ならそれでも気を使い「少しでも良いネタを」の欲目たっぷりも引退決まればここぞとばかりに傍目にゃちょっと気の毒な位のコメントの羅列。これも自業自得っちゃあそれまでか。
◆
しかし時代の流れは凄まじい。
8年前の日本人のW杯観は「参加する事に意義がある」と思ってた。
しかし今、W杯は「勝たなければ意味が無い」と思ってる人が大半になったのである。
南アW杯は2010年
日本に新たな傑物は現れるか?(どうせなら2~3人は欲しい)
クローゼを生んだドイツは人口8200万人の国である。
フィーゴを生んだポルトガルは人口1000万人の国である。
トッティを生んだイタリアは人口5700万人の国である。
外人部隊のフランスは人口6200万人の国である。
わが日本は12000万人の民が居る。しかし年齢構成比率が問題なんだけど・・・。
数的にはフィーゴが12人居てもトッティが2人居ても良いはずでしょう?
机上の計算では・・・・。
Posted by 広報MINORU at 21:57│Comments(0)
│日々徒然
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。