ナチュログ管理画面 エコロジーライフ エコロジーライフ 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2006年11月13日

鹿児島県 重富港「第一幸伸丸」

鹿児島県 重富港「第一幸伸丸」昨晩は早めの就寝で朝の5:30起床。釣りに備えて展望温泉で一番風呂。窓一杯の桜島は朝も美しい~。しかし、余り景色を楽しんでる時間は無かった。体もさほど温める時間もなくO氏よりお迎えの電話。慌しくサンロイヤルホテルをチェックアウトしたのだがその際、早朝で朝食を取れない人の為にとホテルから用意されたサンドイッチは嬉しいサービスでした。

程なく到着した重富港では既に同行するO氏父・O氏叔父がお待ちかね。更にO氏&さとクン&私の5名が揃ったところで本日のチャーター船「第一幸伸丸」は港外へ出る。のっけから「とりあえずのお土産の鯵・サバを狙い」だそうで船は結構なスピードでポイントへ向かった。
さて、O氏父は船釣りは余りやらないとの事だが手釣人(私は手釣人で下手な人を見た事が無いからその実力たるや凡その見当はつく)。でO氏叔父は今回が船釣り初挑戦だそうで、ならばO氏父の傍の方が良いので二人でミヨシヘ。そしてO氏が右トモ、さとクンが左トモへ。そして私は最初に右胴を選んだ。やがてポイント到着、アンカーを落とし釣りは開始された。
海況は、と言えば天気は曇天も無風・波ッ気無し。私とさとクンには2札落ちの不安な様子だが「わざわざ鹿児島まで来たんだしそんな事はねぇ・・・」と、思いを振り払うように手返しを繰り返した。しかし・・・しかし・・・アタリは皆無。

鹿児島県 重富港「第一幸伸丸」不安が徐々に増幅しつつ釣果ゼロのまま、お土産釣りを諦め本来の鯛狙いへ移動。ポイント到着後、アンカーを落とし再開もやはりアタリは遠い。海は更に穏やかになり、まるで湖の様。それでも船頭の「間もなく下げで食いが立つはず」の言葉を信じ手返しを繰り返す。11時も過ぎてやっとさとクンの竿にアタリが来て大事に上げた一枚は1キロ切る鯛ではあるが一安心。しかし後は続かない。

鹿児島県 重富港「第一幸伸丸」再度ポイント移動、20分ほど走って到着。
船頭曰く「ここは大鯛の実績のあるポイント、しかも下げだから」と仰るも海は更に更に歩けそうな位に穏やかでその言葉が信じ難い。錦江湾が逆さ桜島を完全にあと寸で映し出しそうな位の凪に、私も「鹿児島であろうとどこであろうとそう上手く行くもんではないなぁ・・・」なんて泣きが入り始めたその頃からだろうか。ポツリと誰ぞの竿にアタリが出始めたのである。O氏父も手釣りでアタリを取りまずまず1キロサイズを上げる、その後はO氏叔父の竿にもアタリ、船頭に途中任せつつも見事に鯛を上げる。その後もO氏・私にもアタリが来て船中全員が鯛の顔を見た。海面の状況やコマセの抜け方を見ればここまでも信じられない釣果なのだが、この後は真鯛の食いが立ち始めたのである。途中、O氏叔母の美味しい昼飯を皆で頂く余裕がありながらもポツポツ状態は続きアジなども上がりだした。結局さとクンは真鯛のツ抜け達成。O氏父も手釣りながらそれに準じる釣果で息子O氏を圧倒。初心者のO氏叔父も真鯛を4枚、置かれたO氏も真鯛4枚、私も真鯛4枚他アジ・イトヨリを釣り上げた。
鹿児島県 重富港「第一幸伸丸」余談ですが私は終盤は真鯛釣りに飽きてO氏の釣った15cm位のアジをもらい泳がせを始めた。しかし、こんな状況とも為れば何でも寄り付くものなのだろうか。20分も放って置くと泳がせの私の竿先が蠢きだした。その後に強い引き込みが。最初はヒラメの予感で待って待って、やがて合わせると最初は乗ったような・・・で、軽くなってバラシを覚悟し早めに巻くとまた重みが・・・、ヒラメでは無い確信とオマツリの不安。しかし周りを見渡してもオマツリの感じでもない。で、いよいよ手繰り寄せると上がってきたのは何とハガツオ。船頭曰く「生餌に食ってきたのは初めて」と。私もハガツオは初めての釣果で何だか嬉しい。そんなこんなで結局、大漁。船頭も久々にHPをアップする意欲が出たとの好釣果で15:00納竿。

鹿児島県 重富港「第一幸伸丸」港へ到着後、O氏の実家へ到着、魚の分配を決めてO氏&私&さとクンの3名はO氏両親より「とりあえず温泉に入ってらっしゃい」との言葉を頂き船津温泉へ。ゆったりと温泉を楽しみ再度、O氏の実家へ戻ると←の通り既に刺身盛が用意されてました。やがて、O氏父・O氏母・O氏叔父・O氏叔母・O氏・私・さとクンと交えて酒宴の始まり。
鹿児島県 重富港「第一幸伸丸」最初はビールでスタートで刺身をちょっと摘みつつも時間が経つにつれO氏の実家が「当てにならない釣果?」の他に用意してくれてた地元名産が食卓を賑わし始めた。豚の軟骨の煮物・薩摩地鶏のタタキ・天然ウナギの蒲焼などなど、これがまた美味しい!酒もO氏父の愛する「黒伊佐錦」に変わる頃には私やさとクンもかなり酒が体内を巡り緊張が解れ会話が弾み始める。で色々伺ったところO氏父はかなりの釣りの達人でウナギ取りから川釣り・磯釣りなど釣りは何でも掛かってらっしゃいの猛者との事。でO氏叔父も船は初でもやはりウナギ・川釣りなどをこなし、食卓の天然ウナギもO氏叔父の戦果でO氏母の調理との事でもう感動しきり。途中、随分と酒の入ったO氏が「自分が父さんに勝つ釣りは船釣りしか無いと思ってたのに完敗で・・・」なんて本音を漏らせばMFFC王者も父の前では形無しなのである(苦笑)。O氏叔父もまたよく飲まれるのだがその合間にも遥かに年少の私共の酒の減り具合を非常に気に掛け注ぎ足して頂いたので私なんぞは図々しくも酩酊。
最後はどう始末して布団に入ったか余り定かでは無い。恥ずかしい限りで就寝。



同じカテゴリー(釣行 - 船)の記事画像
アオリに煽られ
お題「真鯛&マルイカ」
絶品 イサギ
欲塗れの釣り師たち?
今夏のメインイベント
屈辱的、大敗(選挙結果ではありません)
同じカテゴリー(釣行 - 船)の記事
 アオリに煽られ (2009-04-09 18:05)
 お題「真鯛&マルイカ」 (2008-05-26 19:42)
 絶品 イサギ (2008-04-27 22:01)
 欲塗れの釣り師たち? (2007-09-10 20:40)
 今夏のメインイベント (2007-08-07 23:00)
 屈辱的、大敗(選挙結果ではありません) (2007-07-30 22:06)

Posted by 広報MINORU at 22:00│Comments(0)釣行 - 船
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
鹿児島県 重富港「第一幸伸丸」
    コメント(0)